2020 初心に戻る

情熱インタビュー31

経営者、ブランディングの友人である大角さんからインタビューを受けた記事を読みながら、2020にあたり「」を再確認しています。

長文となりますが、初心からの想いが記述されております。
 個人事業を始めて40年。 自分事ですが事業の変化、心の在りようの変化が読み取れる良いインタビューをして頂いたと感じています。

情熱インタビュー

情熱インタビューの31人目にご登場頂くのは、山梨でコンサルタントを行っている内藤一さんです。内藤さんとはセミナーやイベントなどでいつもご一緒させて頂いています。そしてそのチャレンジ精神にいつも勉強させて頂いております。それではよろしくお願いします。

-いろいろなお仕事を手掛けていらっしゃいますが、まずホームページ作成のお仕事についてお聞かせ下さい。

ホームページは、作ることがゴールではなくて、お客様に成果が表れることが一番大事だと考えています。

-どんなお客様にどんなコンサルタントを行うのですか?

お客様は、農家、ものづくり、物販、NPO法人など様々なお仕事の方がいらっしゃいます。経営理念やビジョンを描かれている方は良いのですが、ない方もいらっしゃる。 現状分析していくところからスタートします。とりあえず作りたいという方が意外と多いのですが、何故ホームページが必要なのかを一緒に考えていきます。

-ホームページを作るということをきっかけにして、クライアントのビジネスの中身を一緒に構築するのですね。どのような集客方法でお客様とつながるのですか?

くちコミや、セミナー開催などですね。先日も商工会議所主催のセミナーで講演させて頂きました。他にも商工会、ボランティアセンター等から派遣講師としてコンサルを依頼される場合もあります。

-講演の内容はどんなテーマが多いのですか?

売り上げに貢献するホームページの作成方法だったり、ネットショップ開設講座だったり、IT化を進めるという事について話をする機会が多いですね。

-ホームページ作成コンサルタントはいつ頃から始めたのですか?

コンサルタントはメディアデコという名称で1997年頃から始めていますが、母体は建築の内装関係の仕事なんですよ。 健康食品の販売を始めたのですが、それを通信販売しようということで1995年ぐらいに自社のホームページを作成したことがきっかけなんです。インターネットが日本でも使われはじめた頃で、個人が個人に物を売れる時代が来ると見込んだんですね。趣味の延長線上でもあったのですが、いろいろなノウハウを得ることができました。

-ネットショップもやっいてらしたのですね

いろいろやりました。海外の玩具や、絨毯なども扱っていました。

-海外の玩具ですか?

はい。ドイツの友人と企画し、トイメッセで出会った“木のおもちゃERZI”を扱ったりもしています。

-いろいろなビジネスを展開されていますが、ご苦労されたことはどんなことですか?

その頃、いろいろな事をやっていたので『内藤さんって何やってる人?』って言われる事が多くなったんですね。気が付いたら浅く広く事業展開をしているけど、深くまで入り込んでいない。そのぐらいの時期に、売上も落ちてきてしまったんですね。これはまずいと思いました。

-そこでブランディングが始まるのですか?

そうなんです。実は、それ以前にもブランディングのセミナーを受けていたんですよ。でも当時はあまりピンと来なくて、自分で勉強を続けていこうという意識にまでは発展しませんでした。ところが、なんでも屋になってしまい、売上も落ち込んでいる。もう一度ブランディングを学びなおし、ブラッシュアップし直さなければと思いました。事業の絞り込みが出来ていなかったんですね。一度絞り込んでからでないと広げてはいけない。“砂時計の法則”が出来ていなかったんです。

-学びなおしてみてどうでしたか?

いろいろな事業分析をして、コンサルタントの部分に特化することにしたんです。自分自身もそうでしたが、ゴールが見えてくると笑顔になるんですよね。頂上が見えない時、森の中でさまよっている時は苦しいけれど、頂上、つまりゴールが見えてくるとだんだんと笑顔になってくるんです。

-これからやっていきたい事はどんなことですか?

山梨で、ブランディングに関する大きなコミュニティーを作りたいと思っています。私の役割は『TO BE』の部分。つまり、ブランディングの重要性を説いたり、将来をみせてあげたりする部分を行います。また一緒にブランディングを学んでいる若いコンサルタントさんたちには、具体的にどうするかを教える事を役割にしてもらうんです。『TO DO』の部分ですね。何かに特化している人たちとのコラボレーションを行いたいと考えています。そういう若い人たちの活躍の場も作ってあげたいんです。年を取るとそんな思いになるんですよね(笑)頑張る人を応援したくなります。

-それは楽しそうですね。コンサルタント集団が、得意分野を出し合ってクライアントのために動く感じですね。

はい。山に登る前に、どんな山を目指すのか相談に乗ったり、装備はどうしたら良いのか具体的な相談に乗ったりするイメージです。

-何か既に始められた事はあるのですか?

月に1度、ブランディングのセッションを行い始めたのですが、それを広げていきたいと思っています。コミュニティーを充実したり、自分自身のブランディングもしていきたいと考えています。

-次世代の人たちに送る言葉ってありますか?

2つあるのですが、言葉として大切なのは『自利と利他』だと思っています。相手も良くなるためには、自分も良くならなければなりませんし、その逆もありますよね。そのためにはまず自分を鍛えなければなりません。いくつになっても勉強し続けなければならないんですよね。あとは、実際に行動に移せる人になって欲しいと願っています。

-行動は大切ですよね。

そうなんです。HPコンサルをやっていた時の話なのですが、最初800万円ぐらいの売上のクライアントさんが、最終的には4,000万円になったんですよ。素直に信じてくれて、逐一こちらのリクエストをきちんと行動してくれたんですね。実行するか、分かっているけど実行しないかはとても大切だと私自身感じた良い例です。現在、そのお客様はその地域の業界でナンバーワン企業になっています。

-もう一つの大事な言葉はなんでしょう?

日下公人という方の言葉に感銘を受けたことがあるのですが、『若い時は一生懸命に!あとは成り行き!』という言葉です。もちろん、若い時だけではなく、一生勉強していかなければならないのですが、若い時ほど特に一生懸命やることはとても大事なことだと思うんですね。いろいろと一生懸命になると困ることや大変なこともたくさん出てくると思うんです。でも、困って困って、その事ばかり考えていると、向こうから自然とチャンスがやってくるんですよね。でもそのチャンスに気がつかなかったり、チャンスをつかまなかったりする事もあるのですが、もったいないです。そういうことに私自身気がついたのは50歳を過ぎてからですね。こういう概念的なことは、コンサルティングとして言うことではないので、あまり言わないのですが、本当に大切なことって、案外こういう事なのかもしれませんよね。

-分かります。本当にマインドの部分は大事ですよね。

はい。本当に困って、初めて何かを得て帰ろうという気持ちになるのかも知れません。ホームページを作るという『作業』を頼んでこられる方もいらっしゃるのですが、そのためにはまず『強み』や『軸』や『方向性』について聞くんです。でも、それを言ったら『じゃいいです』って断られたこともありました(笑)。ホームページだけを作ったり、パンフレットを形だけ作ってもいいものは出来ないんです。

-最後に、ホームページ作成を『作業』ではなく、コンサルタントとして活躍された例を聞かせて頂けますか?

山梨には果実農家が多いのですが、夏が旬のものが多いんですよね。季節の変動があるんです。例えば、キウイと言うのは熟成させて出荷するのですが、たいていの農家は中間に入っている大きな組織に任せてしまうんです。熟成の工程は任せてしまうんです。自分で販売しようと思わない方が多いんですね。でも、自分で直接販売すれば4倍の値段で売れるんです。そんなアイデアを一緒に構築していきながらホームページで販売サイトを構築しました。どんどん、そういう新しい仕組み作りにも関わっていきたいと思います。

【オオスミ所感】

インタビューをさせて頂き、“自利利他が大切だ”と仰ることが良く分かりました。内藤さんとお付き合いさせて頂いて良く分かるのは、相手への心遣い、気遣いが素晴らしいということです。自分のためではなく、お客様のためにアドバイスやコンサルティングをされているということが良く分かります。そして、若いコンサルタントの方のために、陰に日向に応援されている姿を見て、私も勉強させて頂いています。

そして、何よりも常に新たな事へのチャレンジや勉強している姿に感銘を受けます。毎月通うセミナーで、『来月は富士山頂で会議を行います。』と言われ、実際に参加してみると、既に一足先に到着している内藤さんがいました。地元だしね!なんて笑顔でお話されていたことが印象的でした。

ホームページは作ることが目的ではなく、成果を上げさせて初めて役に立つと仰る姿がとても眩しい内藤さんのインタビューでした。

株式会社 オオスミ  インタビュアー 大角 武志 さま  感謝!

情熱インタビュー

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